K u g e l 日記 -26ページ目

フランネルフラワー

お花や葉の中には、これが本当に植物?布かなにかで作ってあるのじゃないの?
という物があります。

そんなお花や葉はアレンジにやわらかみをもたらします。

私の好きなフランネルフラワーという白いお花も、まるでフェルトで作ったような花びらを持ち、葉っぱも薄い白シルバー色でふわふわです。
手触りもやわらかくて、本当にこれが植物なのかと思ってしまいます。

植物って楽しくて、美しくて、不思議です。

Zakka

K u g e lトップページにある雑貨のページ 一体いつまで準備中やねん! という声を数回耳にしましたが。。すみません まだ準備中です。。

というのもすごく質のいい、ドイツ製のキャンドル達や色んなかわいい小物を早くupしたいとは思っているのですが、どうもページがあまりうまく作れないのと
そんなに高価な物でない雑貨達も送料を入れるとどうしても高くなってしまうのです。
下手すると、商品よりも送料の方が高かったりするのです。

どうすれば、この素敵なキャンドル達を出来るだけ定価に近づけて販売出来るか検討中です。。

Frohes Neues Jahr 2005 !

新年明けましておめでとうございます。。

昨年はあっという間に過ぎてしまった感じですが、
今年も気合を入れてK u g e l店長として頑張りたいと思います。

ところで、市場では年末から、春のお花が出回っています。
お花の仕事をしていて楽しいのはいつも季節をお花を先取り出来ることでもあります。

私は球根系のお花が大好きです!
ムスカリやヒヤシンス、水仙やチューリップ 
春の定番のお花ですが、球根系のお花ばっかりをバスケットにアレンジなどすると、本当に部屋に春が来たような気分。。
外はまだまだ寒いんですけどね

11月から水栽培しているヒヤシンス達は芽が出てきましたよ

クリスマス準備

待ちに待った12月がやってきました。
去年ドイツでたくさん買ったクリスマスグッズをやっと飾ることが出来ます。

その中でもお気に入りのエルツ山脈で作られている木で出来た煙出し人形です。

最初は”典型的なドイツのおみやげ品”としか思ってなかったのですが、花屋のシェフがクリスマスの頃、この人形を出してお香をたき始めて、その良い香りといい、素朴に煙を吐き出しているかわいい人形の姿に”私もこれ欲しい!”と思い、ドイツ帰国前に3つも買ってしまいました。

これはサンタクロースバージョンで、今の時期しか飾れません。かわいいわー

Happy Wedding 4

花嫁の姉とお友達作のWelcome board.
約30本ほどの赤バラをハート形にしています。
まわりにはスマイラックスを巻きナチュラルに仕上げています。

たくさんの人が写真を撮っていました。

Happy Wedding 3

挙式の2日前から東京に乗り込んだ私と親友(まーちゃんの姉)。
仕入れの日から5時、6時起きが続き前日にブーケ2つを仕上げ、親友は受付のお花とウェルカムボードを作りました。

ウェルカムボードも二人で何回もいろんな所に見に行ったり、探したりして、本当に素敵なものが出来ました。

挙式当日はブートニアやヘア用の飾りを作ったりして挙式が始まる前、二人はもうへとへとでした。
でもブーケやウェルカムボードを運んでる車中、二人の心はとっても暖かい気持ちだったのです。”まーちゃん喜んでくれるかな?””やっぱりウェディングは手作りだよね?”なんて言いながら。。

そして純白なウェディングドレスに身をまとい幸せそうな顔でブーケを持ったまーちゃんを見たときは今までの疲れもふっとび思わず涙があふれてきました。
まーちゃんはいつもより一段ときれいでかわいくて幸せそでした。
そしてこっちを見て”ブーケ本当にきれいだよ!すごいうれしい!”と言ってくれたのです。

Happy wedding 2

まーちゃんは色が白くてとってもかわいい子です。
服装もいつもおしゃれであまり流行を意識していないシンプルかつかわいい格好をしています。
いつもかわいい雑貨や小物に目がなくて、まーちゃんが選ぶ物はいつもなんかかわいらしくて丸みのあるやさしい感じの物。

そんなまーちゃんには私は丸いコロンとした、イングリッシュローズや、オールドローズ、モダンローズが絶対似合う!と思っていたのです。

本当は”ケリー”という静岡の市川バラ園さんでしか生産されていない白い美しいモダンローズを使いたかったのですが、あいにく東京の市場でしか手に入らない事と、
東京の市場でさえ当日まで手に入るかどうか分からないと言われ、断念しました。

でも他にもたくさんまーちゃんに似合う美しい白いバラはあるはず、と思い、大阪の花の中卸さんに相談しながら”グラミスキャッスル”と”ブルゴーニュ”を仕入れてもらいました。
この中卸さん”長井生花”さんという所で、大阪の市場では一番バラの種類が豊富でいつもにぎわっている中卸さんです。
仕入れ担当の女性の方はとてもてきぱきとしてかっこいい人で、お会いした時も”いいブーケ作れそうですか!頑張っていいの作って下さいね!”と声をかけて下さいました。

聞けば中卸さんは夜中の2時からお仕事が始まるとか。。
いろんなお仕事ありますね。

Happy wedding

まーちゃんの結婚式が無事終わりました。
まーちゃんは私の大の親友の妹でありますので、いつもよりも気合を数倍入れて2ヶ月前ほどからブーケの製作案を練っておりました。

実はこの結婚式はだんなさんが東京の人という事で、東京で行われる事になっていました。

私は東京の花市場をよく知らないし、大阪で花を仕入れて東京まで持っていって品質を保てる自信がなく、初めは断ろうと思っていましたが、
せっかく頼んでくれたし、他ならぬまーちゃんからの依頼だったので、”この世に不可能な物はない!”と自分に言い聞かせこの結婚式のブーケ作りに臨みました。

結局まーちゃんのご両親が車で奈良からお花や、器具を運んで下さる事となり、十分に水揚げされたお花は、無事東京までたどりついたのでした。


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Adventとは

”Advent"とはクリスマスの4週間前の日曜日から始まる待降節で、いわばクリスマスまでの準備期間のような物です。

町中にクリスマスの飾りがほどこされ、ドイツで有名なクリスマスマーケットが各町に出て、
お店ではクリスマスプレゼントのための安売りが始まり、、家庭ではクリスマスを迎える為の準備が始まります。
みんながクリスマスの話しをし、クリスマスまでのカウントダウンをはじめます。

それほどクリスマスをドイツの人々は楽しみにしているんですね

このAdventの期間の為にあるGoodsがいくつかあって、その中にAdvents Kranzという物があります。
これは、もみの木などのクリスマスリースにキャンドルを4本立てその周りを、りんごや、クーゲルや、松ぼっくりやリボン等を使って飾ります。
このアドベントクランツはAdventの初日の日曜日から、各日曜日ごとにキャンドルに一本ずつ火を灯していきます。はじめの日曜日は一つ目のキャンドルに火を灯し、次の日曜日には前のキャンドルと新しいキャンドルに火を灯します。そして最後の日曜日には全てのキャンドルに火を灯し、そして4つのキャンドルに火がともった時にキリスト様がドアの前に立っている といった言い伝えがあります。
この、アドベントクランツに火を灯しながら、ワインを飲んだり、お茶を飲みながら家族や友人と何時間でもおしゃべりをする、というのがドイツの典型的なクリスマスの風景です。

そして私が日独協会でキャンドルアレンジをする日はこのAdventの第一日曜日にあたる日ですから、本当はAdvent Kranzを作りたかったのですが、少し難しいのでいきなりは難しいかなと思ったので、せめて一つのキャンドルだけでもと思いこの日に講座をさせていただく事になったというわけなのです。

Der 1. Adventsonntag  

今度日独協会でドイツのキャンドルアレンジメント講座をさせていただく事となりました。

色々な試作品を作ってみたのですが、結局このイメージでする事となりました。丸いドイツ製のキャンドルがなかなかいい感じです。

ドイツではクリスマスは一年の中で最も大切な行事で、みんなデコレーションをしたり、大量のクッキーやケーキを焼いたり、カウントダウンのカレンダー(アドベンツカレンダー)を作ったりクリスマスが来るのを楽しみにしています。

この講座はなんとドイツでいうDer 1 Adventsonntag 11月28日に開催されるのです。

Adventは何かとはまた次の日記で